エンジニアリングデザイン能力の育成教育
- 情報科学科では、1年次からプログラミング関連演習科目、「コンピュータ概論」、 「情報リテラシー」などの
科目を通して、学生が個人、もしくはグループで課題解決に至るであろう方法や手法を探求するプロセスを経験します。
また、2、3年次には、「情報科学実験」、「情報科学演習」、「事例研究」などのPBL(Problem Based Learning、
もしくはProject Based Learning)関連科目において、それまでに座学で習得したの理論の検証、
あるいは課題解決に応用したシステム構築などに取り組みます。
さらに、4年次において、学部での学修の集大成として「卒業研究」に取り組むことにより、
問題の発見、問題解決の手法(システム)の提案、およびその評価といった一連のプロセスを習得します。
以上のように、本学科のプログラムでは、1年次から様々な科目を通して
課題解決能力の養成、エンジニアリングデザイン能力の修得が可能となっています。
異分野を含む他者との協働
- 技術者として、現代社会における様々な課題・問題を解決するためには、自身の専門分野における技術者はもちろん、
異なる専門分野の技術者、さらには非技術者と協働することも重要になります。情報科学科では、
このように他分野の人を含む他者と協働する能力を修得する機会を、知識工学汎論(知識工学部)、
SD PBL(1)~(3)(情報工学部)において設けています。
知識工学汎論では、大学・学部・学科の理念や学部で学ぶ授業科目と最先端技術との関係について学習するとともに、
知識工学部各学科の学生をそれぞれ1~2名含む数名のグループで討論・共同作業を行うことにより、
他分野の人を含む他者と協働する能力を修得します。
SD PBL(1)~(3)では、SD PBL(1)において、まず情報工学部各学科の学生によるグループワークを行い、
SD PBL(2)では、学部間の学生同士による発展的なグループワークを行います。
さらに、SD PBL(3)では、他学部を含む全学的なレベルで共同作業を行い、他分野の人を含む他者と協働する能力を修得します。